
定年退職をして始めたという、母親のバラの庭。毎日、たくさんのバラたちが咲くのでレオナルドを学校へ送る朝は、カメラを手放せませんでした。秋にバラを咲かせるには、夏にあまり咲かせないのがコツなのだとか。花をつけるということは、かなり栄養分をとられるので、つぼみをとり、いっぱいに咲かせない。土もホカホカでやわらかく、赤土と黒土をよく混ぜ、腐葉土を入れる。その土地にあった土を作る。

家の前は、ウォーキングコースにもなっていてよくお客さんが見学に来るので、去年の夏、父ちゃんがお茶休みの小屋をつくっちゃたよ。わはははっ、と言われ、その出来栄えがなかなかいいので、おったまげました。くねった廃材を手すりにしたり、窓は昔、弟が乗っていたハイエースの車の窓だったり。私が知らない、芸術家な父ちゃんの姿がありました。

レオナルドもロレンツオも毎日そこで、遊んだり、くぐったり、近所の女の子とおままごとしたり。花びらを集めたり。

今回の幼稚園で制服からかかばんまで全部、Rちゃんから譲り受けました。本当にありがとう!彼女とは、いつも絵の話や色のこと、感覚が似ているので、いろんな話がてんこ盛り。2年後は、地元で18年ぶりに一緒に個展もしたいね~!と、もう実現に向けてがんばりましょう。

レオナルドの日本語の上達ぶりは、幼稚園の皆様のおかげです。毎日違う歌も覚えてきて、お母さんもびっくり。
どんぐりころころの2番を歌えるようにもなりました。