2011年 09月 10日
OKURA |
毎年、この時期になるとカットサラダの近くにひっそりと売っています。これぞ!と顔がニンマリしながら買うのですが、第2週、3週目くらいになるともうありません。
季節のものですし、きっと一つの農家から来るのでしょう。軽く湯がいて切ってみると納豆のようなネバネバが。
すぐに白いご飯を炊いて、上に鰹節をかけていただきます!!至福のとき。
中にはちょっと大きくなりすぎたのもありますが、イタリアでオクラをいただけるなんてうれしい~!の一言。
実家でもオクラを作っていました。綺麗な黄色の花が咲きます。そこへアゲハチョウの幼虫、大きな青虫がよく茎にいます。怒るとオレンジ色のようなにおいの強い触角を伸ばすんです。
今では恐ろしくて触れませんが、小学校のときまで触れました。一つ採って飼育したことを思い出しました。
桑の葉っぱなどをあげながら観察していくとやがて茶色い縞々のさなぎになります。
なんだかじっとしているので、寂しいような気持ちになりますが、数日後、大きなアゲハチョウになっていました。その感動は今でも覚えていますが、そんな気持ちになったことを今になって思い起こします。
記憶の引き出しにほこりまみれになった感覚を思い起こす。不思議な感覚。
子育てをしていると子供を通じて、自分が子供のころに感じた感触や気持ちがよみがえることがあるんです。そうしながら、自分も子供を通じて成長させられるのでしょうね。ありがたいことです。
by miyamaea
| 2011-09-10 06:30
| 食