2010年 02月 18日
東京での個展 |
馬場シェフ、そしてスタッフの皆様いろいろありがとうございました。
そして、乳のみ子のいる関係で搬入、搬出時のときしか会場にいられませんでしたが、わざわざ足を運んでくれた皆様に感謝です!
カメラがタイミング悪く壊れてしまい、写真がありません。
絵を描くことを教えてくれた師匠、そして、イタリア留学時代にペンと水彩絵の具を送ってくださった、AWATAさん。人生、タイミングなんですね。
その人たちがいなかったら、今更筆を持つ勇気が得られなかったと思うんです。
始めにペンを持つこともAWATAさんが送ってくれてから一年かかったのを覚えています。
絵を描くという行為、写真を押すときのように体自体がフィルターになります。
描いている時間というのは、とても貴重な時間。
ペンで下書きもなく描くことは勇気も必要です。たくさんのカタチ、感触。それを一つのペンで描く。今回は、妊娠期間の時に描いたトスカーナ料理を飾りました。
色が柔らかで、今また描いたらきっと違う作品になっていたと思います。
ずっとこれからも描いていけたらという思いをこめて、馬場シェフにも無理をいって飾らせていただきましたが、とてもいい経験でした。
ペンの線があたかも自分自身のように、そのときの心の状態や体調まで表します。独りよがりの自己満足の絵は、一見個性。
世間の目はごまかしがききません。勇気をもってじぶんの作品を他人の目にさらす。
これからも大切に描いていきたい、今日この頃です。
by miyamaea
| 2010-02-18 07:36
| 絵